グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


  1. ホーム
  2.  >  国際交流
  3.  >  過去の研修の模様
  4.  >  2018年度の研修の模様

2018年度の研修の模様


2018年7月27日(金)~8月9日(木)の期間、オーストラリアで2年生18名が海外語学研修を実施しております。
交流を続けているコーパスクリスティー・カソリック・ハイスクールの皆さんに今年もお世話になります。

研修スケジュール

1日目(7/27)

出発日当日、参加者18名は成田空港集合し、シドニーに向け出発いたしました。
懸念されていた台風の影響はほとんどありませんでしたが、緊張のためか、あまり眠れなかった生徒もいたようです。

出発前:成田空港

出発前:成田空港

2日目(7/28)

オペラハウスにて

シドニー空港に到着。飛行機を降りた時はそれほど寒くありませんでしたが、外は冬の早朝で空気が冷たかったです。
特に、昨日まで真夏の日本にいたので気温差が大きく、寒さが身にしみます。
シドニー市内の観光地の定番、オペラハウスとミセスマッコーリーズチェアを見学し、一路イラワラ地区へ。
予定より早く着いてしまい、待っている間に緊張感が増して来ます。ホストファミリーとの対面後は各ホームステイ先へ向かいます。
初めてホストファミリーを引き受けてくれた家庭から交流初期からの常連さんまで、皆さん素敵な家庭ばかりです。
一人一家庭のホームステイのため、英語でコミュニケーションをとらざるを得ない環境は、英語力向上の絶好のチャンスです。

シドニー空港

シドニー空港

ミセスマッコリーズチェア

シドニー市内観光

3日目(7/29)

お世話になるホストファミリーと対面

今日は日曜日、生徒たちは各家庭で過ごします。どのような週末なのか、月曜日の報告が楽しみです。連絡がてら何人かのホストファミリーと話す機会がありましたが、皆さんホスピタリティにあふれ、生徒たちに対する気遣いを感じます。

お世話になるホストファミリーと対面

お世話になるホストファミリーと対面

4日目(7/30)

授業初日です

いよいよ今日から授業開始です。週末は動物園に行ったり、親戚や友達を呼んでみんなで食事をしたり、家族の誕生日パーティーをしたり、いろいろな過ごし方をしたようです。どの生徒もみんなバディと仲良しになっていました。中には、バディとその友達と食事に出かけて、ガールズトークに花を咲かせた生徒もいたようです。

午前中はアリソン先生のESL(English as a second language)クラスです。今日は初日ということもあり、オリエンテーションと自己紹介から始め、いくつかのグループに分かれて家族についての表現を勉強しました。ランチタイムはオーストラリアではメジャーなミートパイが生徒とそのバディに配られました。

グループワーク

グループワーク

ランチタイム

ランチタイム

ランチタイム

ランチタイム

午後は各自のバディの授業に一緒に出席し、オーストラリアの授業の雰囲気を味わいました。流暢な英語にはなかなかついていけなくても計算や化学式など何となくわかる授業もあれば、体育の実技のように一緒に楽しめる授業もありました。
研修前は不安でドキドキしていた生徒たちも、今は、これから待っている楽しいことへの期待でドキドキしているようです。

バディーと授業参加

バディーと授業参加

バディーと授業参加

5日目(7/31)

午前中のESLクラスが始まる前に、今期研修生とそのバディとで、集合写真を撮りました。ただ写真を撮っただけではなく、これが先生たちやコーディネイターのアキコさんの手によって大変身します。勘が鋭い生徒は、これが「あの場所」にある「あれ」になることにもう気づきました。

午前中のESLクラスが終了すると、午後はシェルハーバーのショッビングモールへ。
買い物をすることもできますが、それがメインではありません。日本語クラスを選択しているシニアの生徒とペアを組んで、様々なミッションを解決していきます。
日本語クラスの生徒との交流によってバディのほかにも新しい友達がどんどん増えていきます。ミッションは日本語で書いてあるものもあれば英語で書いてあるものもあります。

『フードコートで最も安いものは?』、『所定の場所でみんなで写真を撮る』など、とても楽しいものばかりですが、これも授業の一環です。
コミュニケーションの絶好の機会であることに加え、英語を学ぶ湘工生と日本語を学ぶコーパスキッズの実践の場として最適ですね。

5日目:学校にて

5日目:学校にて

ショッピングモールへ

ショッピングモールへ

ショッピングモールにて

ショッピングモールにて

6日目(8/1)

オーストラリアでの生活にも慣れてきて、学校でも家でも自分なりの生活リズムができてきました。今日の午後の授業は2時間とも、昨日に引き続き9年生の日本語クラスの生徒と交流です。最初の1時間は外に出てのアクティビティ、次の1時間は食べ物についての表現を学びます。

外でのアクティビティはムカデ競争と二人三脚の多人数バージョンです。特に、二人三脚はオーストラリアではあまり知られていないようで、日本語の授業で30人31脚の競技を動画で見たのをきっかけに興味を持ったそうです。その後、みんなで動画を分析したり実際に練習したり、今日のために準備を重ねてきましたが、フィオナ先生曰く「That’s terrible!」な状態だとか…。確かに、ぶっつけ本番の湘工生とコーパスキッズの勝負は互角だったように見えました。

食べ物についての表現に関する授業では、オーストラリアと日本の代表的な食べ物を食べながら、その味や食感についての表現を学びます。オーストラリアでは一般的なベジマイトを初めて食べた生徒も多く、かなり好き嫌いが分かれました。日本のおせんべいなど何種類かの食べ物がありましたが、湘工生にもコーパスキッズにも、TimTamはやっぱり一番人気でした!

二人三脚

ムカデ競争

ムカデ競争

食べ物についての表現

食べ物についての表現

食べ物についての表現

7日目(8/2)

今日のESLでは、グループごとにオーストラリアの各州の説明をしました。特有の気候や地形、お土産品や動物のことをみんなの前で説明します。説明よりMacBookの使い方の方が難しかったようです。

その後、ダンスレッスンがありました。今年はダンス部の研修生も多いせいか、複雑な振り付けも見栄えよく踊っていました。しかし中には振り付けについていくのがやっとで、曲が始まると何が何だかわからなくなってしまう生徒も…。誰にでも得手不得手はあるものですね!

午後の2時間は、日本語クラスの8年生と一緒に折り紙を折ったりゲームをしたりして過ごしました。1時間ずつ別のクラスですが、どちらも8年生は元気いっぱい!!そして人数が多いので、コーパスキッズ数名に対して湘工生1人というグループ分けに…。誰の助けも借りずに、湘工生は英語で、コーパスキッズは日本語で話します。みんな悪戦苦闘しながらも臆することなく英語でコミュニケーションがとれていて、この研修の成果を実感することができました。

ESL:グループレッスン

スポーツの授業へ

ダンスレッスン

コミュニケーションも慣れてきました

日本語クラスの生徒と授業

会話が弾みます

コーパスキッズと

コーパスキッズと

ランチボックス

8日目(8/3)

今日のESLはオーストラリアの動物について学びました。オーストラリアは大陸そのものの地理的隔離の期間が長く、その動物相も植物相も大陸固有種が多いことで知られています。グループ内で各自が違う動物について説明しました。

午後は週に一度のスポーツデイです。体育の授業はどの曜日にもありますが、スポーツデイは学外の施設に出かけてスポーツを行います。選べる種目もとても多く、サッカーやバスケットボールは日本でもよくありますが、ネットボールは日本で知られていないし、ローラースケートやボーリングにいたってはレジャーという扱いになることが多いです。基本的にバディの種目に参加しますが、バディがスポーツクラスに参加しない生徒は、せっかくなのでローラースケートまたはボーリングに参加しました。楽しい時間はあっという間!もう少し楽しみたかったです。

ローラースケート

ローラースケート

ボーリング

11日目(8/6)

週が明けて、この学校で勉強するのもいよいよ残すところあと2日となりました。今日はアボリジナルアートの先生が授業でお休みでしたが、コーディネイターのパムさんが同様のアクテビティができるように急いで準備をしてくれました。オーストラリア先住民のことを聞く機会はなくなってしまいましたが、アート体験はできました。アートとは言っても、文字を持たない先住民にとっては文字であり言葉であり、伝承のための手段のひとつです。しかし今回は、自由な発想で、ということもあり、みんな豊かな発想で思い思いのデザインを完成させていました。

また、日本語クラスの生徒たちと交流する機会があり、その中に折り紙を折るグループがいました。今日は原爆記念日なので、平和を祈念して鶴を折ります。この学校の日本語クラスの先生方は、皆さん留学生や教員として日本に滞在したことがあるので日本のことにとても詳しく、毎年この時期には、千羽鶴の意味や原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの話など、さまざまなお話をしてくれます。この学校が日本を訪問する際には、毎年、広島平和記念公園に千羽鶴を献納するそうです。グローバル化が進む今だからこそ、自分の国のバックグラウンドを知ることは大きな意味があります。湘工生も日本のことを見つめ直す良い機会になったかもしれませんね。

日本語クラスの生徒さんとの交流

アボリジナルアート体験

アボリジナルアート体験

アボリジナルアート体験

アボリジナルアート体験

完成しました

12日目(8/7)

今日はコーパス・クリスティ・カソリック・ハイスクールで過ごす最終日となりました。午前中はESLの前にモーニングティーのためのお菓子を作ります。オーストラリアではモーニングティーの習慣があり、そのための少し長めの休み時間(リセス)もあります。その時間によく食べられている誰もが知っているお菓子4種類を作りました。

ESLクラスが終わると午後はいよいよ修了式です。バディと一緒に修了証を受け取りました。あっという間の2週間でしたが、さまざまなことが思い出されます。その後、研修のはじめに撮った集合写真にサインをしたものを交換しました。

これから日常生活に戻っても、学校の廊下にあるこの写真とサインを見るたびに、いろいろなことを思い出すに違いありません。
明日はバディや学校にさよならをして、一路シドニーへと向かいます。

お菓子作り

お菓子作り

リセスの時間

リセスの時間

修了証認定

修了式

コミュニケーションも上達しました

あっという間の2週間

沢山の思い出が出来ました