全国レベルの注目選手とも切磋琢磨できる恵まれた環境
川村 航一さん 機械工学科 在籍
いつ頃から「ウインドサーフィン同好会」の活動に参加されていましたか?
川村:ウインドサーフィン同好会は僕が大学1年生で立ち上げた団体になります。もともと、中学高校までサッカー部とフットサル部で団体競技に打ち込んでいました。ですが、部活を引退してから大学進学まで時間ができて何をしようか悩んでいました。そんな時、叔父から「いままで団体の中で決められてことをやってきたが、個人での活動はまた別だよ。外にはまだ知らない世界がたくさんある。一緒にウインドサーフィンをやってみないか?」と誘いがありました。実をいうと、最初はウインドサーフィンでなくても何でも良かったです(笑)。ただ、自分ひとりで何かを成し遂げたことがなかったので、せっかくだからやってみようと思ったのがはじまりでした。
始められたのは
高校3年生からなんですね。実際に始めてみていかがですか?
川村:始めたばかりの頃は、ウインドサーフィンがこんなにお金のかかるスポーツだとは知らず、金銭面で苦労しました。でも、行動すればするほど、だんだんと周りの方がサポートしてくださるようになり期待に答えたくて毎日練習しました。練習すればするだけ結果も残せるようになってきました。大学でも同好会としてバックアップや環境整備も行っていただいています。自分ひとりで勝手にやっていたらここまでやって来れなかったと思う。たぶん、大きな大学や有名なチームの一員だったら、自分の力や成績と周りとを比べてしまい途中でやめていたと思います。いちから立ち上げて、大学からの期待と自分ひとりだからこそのプレッシャーと闘いながらがむしゃらにやってきたので、結果がついてきた。大学の知名度向上にも一役買えたかなって。僕にとってはすごくいい環境です。
ウインドサーフィンを通じて学んだことはありますか?
川村:個人競技だから環境づくりは自分次第だし、小さな大学の狭いコミュニティだからこそ成長できたかなと思います。自分ひとりでスケジュール調整や練習場所の確保、大会へのエントリー、人脈づくりなどをしなければいけないぶん、以前の自分にはない判断力が身につきました。人脈の大切さと行動力は特に大きいです。いままで人任せだったものが、自分ひとりでチャレンジする勇気や、なにごとにも一歩踏み出してみる度胸も身につきました。
ちなみに、普段はどのような活動をされていますか? 魅力を教えてください。
初参加で初優勝はすごいですね! いままでの大会成績を教えてください。
川村:出場できる大会には果敢に挑戦しました。
<主な出場歴>
・日本学生ボートセーリング連盟主催「フレッシュマンズカップ」テクノ293ビギナークラス優勝
・日本ウインドサーフィン協会主催「全日本学生ボードセーリング選手権インカレ新人戦」3位入賞
・ドリームカップ実行委員会主催「ウインドサーフィンドリームカップ」テクノ293ビギナークラス優勝
・日本学生ボードセーリング連盟関東支部主催「プレ新人戦」優勝
・公益財団法人日本セーリング連盟主催「全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦」個人の部7位入賞
・日本ウインドサーフィン協会主催「JUBF National Team 選考会」6位入賞(ウインドサーフィンナショナルチーム加入)
・日本ウインドサーフィン協会主催「鎌倉学生選手権」エキスパートクラス5位入賞
・日本ウインドサーフィン協会主催「伊勢湾カップ2021(全国大会)」テクノDIVクラス5位入賞
<主な出場歴>
・日本学生ボートセーリング連盟主催「フレッシュマンズカップ」テクノ293ビギナークラス優勝
・日本ウインドサーフィン協会主催「全日本学生ボードセーリング選手権インカレ新人戦」3位入賞
・ドリームカップ実行委員会主催「ウインドサーフィンドリームカップ」テクノ293ビギナークラス優勝
・日本学生ボードセーリング連盟関東支部主催「プレ新人戦」優勝
・公益財団法人日本セーリング連盟主催「全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦」個人の部7位入賞
・日本ウインドサーフィン協会主催「JUBF National Team 選考会」6位入賞(ウインドサーフィンナショナルチーム加入)
・日本ウインドサーフィン協会主催「鎌倉学生選手権」エキスパートクラス5位入賞
・日本ウインドサーフィン協会主催「伊勢湾カップ2021(全国大会)」テクノDIVクラス5位入賞
将来の夢を教えてください。
川村:夢というわけではありませんが、完全に自立した人間になりたいです。言葉に説得力のある人は、その裏付けをしっかりと持っています。ウインドサーフィンに限らず、努力し続けている人や結果を残している人は応援したくなりますし、格好いいです。
僕も、自身の経験値を高めて、誰からも頼られるような人望の厚い人間になれるようにこれからも観点を増やしていきたいです。
僕も、自身の経験値を高めて、誰からも頼られるような人望の厚い人間になれるようにこれからも観点を増やしていきたいです。
今後の活躍にも期待が高まりますね! 最後に「技術コース」へ興味を持っている方へひとことお願いします。
川村:高校の時から大学の先生の授業を受けられます。身の回りで使われている技術と学びがどのように結びつくか教えてくれるので、早い段階から工学に対する知識も身につきます。また、「まだ学生だから……」とか「どうせ自分なんて……」とか、自分の限界は決めないで、興味のあることには貪欲になってチャレンジしてください。なりたい自分や求める結果はやり続ければきっと得られます。経験豊富な先生は相談するといつも親身になってアドバイスをくださったり、力を貸してくれるのできっと自分を成長させてくれますよ。僕自身がそうだったから。皆さん、大学4年間はあっという間です。人生はまだまだ長いので共に頑張りましょう!
ありがとうございました!