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新図書館 HABITAT(ハビタット)ができるまで



生徒先生で話し合った図書館のキャッチコピー

ちょっと寄り道ドキドキワクワク

ちょっと寄り道したくなる交流の場

本と人、人と人をつなげる図書館

進学特化コースと図書館を一体として計画することで、
本と学生のみならず、進学特化コースと図書館を利用するその他のコースとの交流を活性化し、
より多様なコミュニケーションを生み出します。

高校正門前
新図書館は高校の正門と高校本館、実習棟に隣接する場所に位置し、人が集まりやすい空間となっています。図書館の大切な役割は、まず人が集まること。そして、友人と知識を分かち合えること。高校の敷地内で最も人が行き交う好立地に建設いたします。

広いテラスと軒下
天気の良い日は、外で江ノ島や富士山を眺めながら湘南の潮風を感じることができます。

ドキドキするようなフレキシブルな空間

壁柱によって生まれる多様な空間

壁柱
通常の柱梁による構造ではなく、ランダムな壁柱によって支える構造形式を取ることで、様々なスケールの場所を作り、学生自身で自分の好きな場所を発見できるひとつながりの空間を作ります。
壁柱によって生まれるさまざまな大きさの場所はさまざまな学びの形に対応し、新たな学びを生み出す場所としての図書館を目指します。

重厚感のあるレンガを中心としたインテリアデザイン
外壁と同じレンガタイルを用い、外と一体となった開放的な図書館を演出します。

高い天井高
1階400㎝、2階450㎝、3階500㎝、空調設備機器を壁、床にまとめたRC打ち放しによるフラットな天井とし、天井高の高い開放的な空間を作ります。

カーペット
温かみのあるタイルカーペットを用い、吸音性、耐久性、メンテナンス性に配慮した仕上げです。
1Fはタイル張りとし、広場との一体感を高めます。

階段教室
段状部に座ることができ、部活のミーティングなどに利用ができる空間です。普段は学生が座り、本を読む空間として機能します。

イベントスペース
OAフロアとし、PCの利用や文化祭などの催し物の際のイベ
ントの会場として利用できる多目的なスペースとします。

ラウンジ
高校正門と高校本館の間の動線上に位置し、多様な家具が置いてあり、カフェの一部としても利用できる賑わいの溢れるラウンジとします。

カフェ
広場に面した位置に計画をすることで、広場との一体利用が可能な開放的なカフェとします。

図書館閲覧室
教室の間に位置し、書棚があり、図書の閲覧や勉強ができる空間です。教室に隣接することで、休み時間などの短い時間にも本を探したりすることができます。

ワクワクするような開放感

知・徳・体を育む広場と一体となった図書館

新図書館前の広場と一体
広々としたピロティやテラスを作り、部活動にも活用しながら、勉学のみならず、知・徳・体を育む図書館を作ります。

多角形の形状
正門から広場へと動線を緩やかに誘導します。

オープン教室
図書館に併設しており、ロッカー、黒板、プロジェクターのある教室です。図書館の中にあることで、より書物との関係性を深め、学びの意識を高めます。また、図書館部分からも見通せる教室とし、開かれた教室とすることで、近年問題となっている教室の密室化に配慮します。
A・V・E部 生徒制作

新図書館プロジェクトスタート 2019年~

プロジェクトの進行を通して
生徒が実践的な社会経験を積める


2019年からスタートした「新図書館プロジェクト」は、生徒・教員・企業(デザイナーや建築家など)が一体となって、「他にはない魅力的な図書館」を創ることを目指しています。オンライン会議を通して、教員や企業の方と一緒にプロジェクトを進行していく経験は、生徒にとっての今後の人生やキャリア教育の観点からも非常に貴重や経験となっています。このように『生徒が実践的な社会経験を積むことができる』ことも、SHOKOならではの特徴といえます。

生徒たちが創造性を発揮しながら理想的な図書館の姿を探究中!

学校の図書館とは、単に本が読める、静かに勉強に取り組める場所でいいのでしょうか?2019年に私たちは、理想的な図書館とはどんなものか生徒・教員目線で探るためのワークショップを実施。2020年からは、生徒代表である図書館大使を中心に、オンライン上でいろんなものを作ったり、対話したりしながら、SHOKOにとっての理想的な図書館の姿を探しています。

オンラインワークショップを実施

コロナ禍はリモート中心に活動。オンライン会議ツールのMiroを使って、お互いの考えを直接会っているかのように共有したり、ビブリオバトルを実施したりすることで、様々なアイデアを生み出すことができました。対面で話せなくても、工夫と想像力さえあれば、新図書館プロジェクトの可能性は無限大です。

新図書館アイデアコンテストの実施

『新図書館でこんな風に過ごしたい』を作品にしよう!といったような趣旨で全校生徒と全先生を対象にアイデアコンテストを実施中です。絵や写 真をはじめ、レゴやマインクラフトを用いて、アイデアを自由に表現してもらいました。創造性あふれる作品が集まりました。コンテストの結果が待ち遠しいです。

自らWebサイトを立ち上げ、定期的に情報発信(Miroを活用)

ワーク内で出た意見やアイデアはもちろん、活動内容全般についてこのサイトにまとめています。当事者である生徒自らが新図書館利用者の目線や気持ちを大切にしながら、情報発信に努めています。また、プロジェクトの軌道修正をしながら、その内容を整理、発信する経験は、社会人になっても必ず役に立つと思っています。

図書館大使

初代図書館大使
滝沢 悠太さん
僕たち新図書館プロジェクトのメンバーは、ワークショップや会議を通して企画に携わってきました。気軽に立ち寄れて、新しい発見や出会いが生まれるような、そんな図書館を作りたいと思います。

2代目図書館大使
横溝 莉音さん(写真左)
多くの生徒が青春を過ごす空間を生徒自ら企業の方、先生方と共に創造する。1回1回のワーキングがとても刺激的で今までない新たな出会いが待っています。そんな活動に皆さんも参加してみませんか?

田中 杏佳さん(写真右)
普段は企業の方々とメールや会議を通してプロジェクトの企画等を実施しています。こんな経験ができるのは新図書館プロジェクトをおいて他にないです。訪れると新たな学びと出会いがある、そんな図書館を創りたいです。

2023年1月21日図書館大使として田中杏佳さん、横溝莉音さんが「全国高校生マイプロジェクトアワード2022神奈川地域サミット」に出場いたしました。

詳しくはこちらへ 

「SDGs探究AWARDS」1671件の中から協賛企業賞株式会社ワークアカデミー賞を受賞しました。

詳しくはこちらへ 

プロジェクトファシリテーター

EAU 設計事務所 安仁屋宗太さんより

手探りの中で続けてきたSHOKOならではの図書館づくり。あの生徒さんの豊かな感受性、あの先生の赤裸々な本音、みなさんの一つ一つの積み重ねがいよいよカタチになってあらわれます。2023年春オープン(予定)が楽しみです!

MIMIGURI ワークショップデザイナー 猫田耳子さんより

先生でも家族でもない企業の人という立場でこのプロジェクトに関わり、早4年目。定期的に開催している新図書館のアイデアを考えるワークショップも、完成に向けていよいよラストスパート!建物は出来てからが始 まりです。完成後も自分たちのための図書館を是非自分たちで創り続けて欲しいです。

第1回 新図書館工事現場見学会

令和4年6月27日 地盤改良杭(地盤の補強)工事と、掘削(地表面より下の構造をつくるため土を掘る)工事が完了しています。その様子を、本校の生徒と教職員が見学しました。生徒たちは、今後、どのように新図書館が建設されていくのか「ドキドキ、ワクワク」しながら、建築会社の方の説明に聞き入っていました。この後、いよいよ基礎工事に入ります。

写真を撮ったり、メモを取ったり

建設会社の工事現場監督の説明

地盤改良杭工事と掘削工事が完了

第2回 新図書館工事現場見学会

令和5年1月16日の昼休みを利用して見学会を開催しました。
12名の生徒と4名の教員が参加し、初めての内部見学ということもあり、コンクリート構造の重みに圧倒され、一部生徒からは驚嘆の声も上がっていました。

1階イベントホールの様子

上階に吹き抜けのらせん階段ができます

1階天井の様子

1階その他部屋の様子

1階トイレ建設中

第3回 新図書館新築工事見学会

令和5年3月1日に本校の生徒と教職員が、現在の新図書館の建設の様子を見学しました。

今回も1階の部分を見学しましたが、前回はむき出しのコンクリートだった内壁が、タイル張りの斬新なデザインの内壁に変貌していました。

生徒と教職員共々、次の見学会まで、「ドキドキ、ワクワク」で期待感いっぱいです。

生徒・教員・企業が一体となった、SHOKOならではの「他にはない魅力的な図書館」創設プロジェクトは順調に進行しています。

壁がタイル張りに

建築会社の方に積極的に質問

写真撮影

動画・活動報告書

デジタルパンフレット「新図書館のコンセプトアイディアができるまで」