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文部科学大臣によるスポーツ功労者顕彰受章


この度、本校の水泳部顧問 三好 智弘教諭と、2020年東京オリンピック日本代表で本校OGの小堀 倭加さん(2018年度卒業)が共に文部科学大臣によるスポーツ功労者顕彰・表彰を受章されました。

スポーツ功労者顕彰・表彰とは、世界的規模のスポーツの競技会で優秀な成績を収めた選手及び、その指導者、スポーツ審判員、そして、多年にわたりスポーツ活動を支援している団体に対して、毎年、文部科学大臣より授与しているもので、今年は国際大会優勝者や世界新記録樹立者、デフリンピック入賞者など延べ614名・団体が受章されました。

左から小堀 倭加さん(2018年度卒業)、三好 智弘教諭

三好 智弘教諭のコメント
Q1.あらためて自己紹介をお願いします。

地歴・公民科の教員で水泳部の監督もさせて頂いている三好 智弘です。本校の卒業生でもあります。

Q2.この度の受章おめでとうございます。教え子である小堀 倭加さんと共に受章された 感想を教えてください。

ありがとうございます。
この賞は選手が世界大会でメダルを獲らないと受賞できない賞なので、本当にありがたい賞ですね。
苦しい時期や何度も大きな山を乗り越えてきた小堀選手をリスペクトします。また、今回世界大会でメダルを獲ったのは専門種目の自由形長距離ではなく、強化として取り組んでいる個人メドレーでした。パリ五輪に向けての強化策が実った形でした。

Q3.競泳の指導者として意識していること・心がけていることはありますか。

選手の良いところをいかに伸ばせるかが、指導者としての腕の見せ所だと思います。しかしながら、選手は自分の良い所を理解していないことが多々あります。的確に指摘し褒めることは大事な指導だと考えます。
また、水泳の練習は25mのプールを行ったり来たりだけで毎日プールの底と睨めっこ。つまらなく単調です。そのつまらない練習をいかに楽しく工夫するかが大事ですね。

Q4.共に受章された小堀 倭加さんとの思い出を教えてください。

日本一になる近道として、高校入学後2週間で得意種目の変更を提案しました。
当初は困惑していましたが、1年生の夏のインターハイでは期待以上の成長をみせ2種目優勝。
はにかんだ笑顔が忘れられませんね。そこからは一気に日本のトップへ駆け抜けて行きました。

Q5.今後の抱負について教えてください。

パリオリンピックの出場権が来年の3月に決定します。先ずはそこに目掛け集中し強化していきます。
日本の水泳界は世界で1番ハードルを上げて出場枠を設定するので、乗り越えなければなりません。
代表権を獲得したら一気にパリで勝負してきます。普段は高校生らと一緒に練習をしているので、現役生も五輪代表を目指して頑張らせます。