4月3日（日）、平成28年度第56回入学式が執り行われました。
本年は543名の新入生を迎えました。
盛大な拍手の中、クラス毎に入場。期待と不安の入り混じった緊張感の中で式が始まりました。
新入生代表の挨拶は、これからの高校生活への意気込みが強く感じられ、とても頼もしく思いました。
学校法人湘南工科大学、糸山理事長にご臨席いただき、新入生への暖かいインタビューが繰り広げられました。
（1年学年主任：加藤先生）

　桜の花が満開を迎えた今日、公私ご多忙の中、糸山英太郎総長・理事長始め、多数のご来賓のご臨席を賜り、このような盛大な入学式を挙行できますこと心より感謝申し上げます。まことに有難うございます。
　新入生・保護者の皆様、教職員になりかわりまして、高い席からではございますが、厚く御礼申し上げます。
　加えて、本日多くの保護者の方々にご来場頂きました。感謝しますと共に会場の都合で、一部の保護者の皆様には、別室での映像配信による参加となりましたことを深くお詫び申し上げます。

　さて543名の新入生のみなさん、ご入学おめでとう。本日入学式を迎える新入生に、校長として次の言葉を送ります。You are challengers.　挑戦者であれです。私は湘南工科大学附属全校生徒1706名が、人生の成功者となることを願っています。さて、皆さんは成功することとはどういうことだと思いますか？　成功の形はひとそれぞれだと思いますが、成功するためには何が必要だと思いますか？　皆さんが、成功するためには成長し続けることが必要です。では成長をし続けるためには何が必要なのか？　私が考える答えを、今後始業式、朝礼などの場で発信していきたいと思っています。

　今日入学式で送る発信を繰り返します。You are challengers.
挑戦者であれです。世の中には、自分からは動き出さないけれど、人が失敗すると「やっぱり思ったとおり失敗したな。」とか「やらなきゃ良かったのに」と批判する人が沢山います。私の経験では、8割近くの人が挑戦することなしに非難する側に回ります。しかし考えてみると、人間には2通りしかありません。
「ほらやっぱり失敗した。」と言いながら、動き出さない8割の傍観者と
「ほらやっぱり失敗した。」と言われながら、成長していく2割の挑戦者です。
本日湘南工大附属高校生となった皆さんには、ぜひ挑戦者になって欲しい。「失敗は成功のもと」という言葉は皆さんも知っているでしょう。挑戦と失敗を繰り返すこと、失敗しても挑戦を続けることが、成長を続ける唯一の方法です。「何もしなければ何もわからない」・「何もしなければ何も始まらない」という言葉もあります。ぜひ皆さんは、今日から2割の挑戦者であって下さい。

　最後になりましたが、保護者の皆様本日はお子様の高校ご入学おめでとうございます。我が子の成長に感慨もひとしおだと思います。本校に入学した今日からは教職員も一緒にお子様の成長を見守って行きます。保護者・教職員お互いに協力して、自ら挑戦し、鍛錬しているお子様の成長を見守って行きましょう。そのためにも時には厳しさを持って、時には優しさを大事にして成長の手助けをしていきましょう。よろしくお願い申し上げます。本日はおめでとうございます。

　平成２８年４月３日　湘南工科大学附属高等学校　校長　長谷部　攝