附属高校パンフレット2023
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魅力あふれる学校へ19 SHONAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY HIGH SCHOOL理 科佐藤 由恵スクールタクトの導入(技術コース先行導入)により、生徒全員の意見や回答をリアルタイムで電子黒板に反映させることが可能になりました。そのため、普段はあまり積極的に発言しないような生徒にもスポットがあたり、これまで以上の学び合いや認め合いが広がっています。また、今まで見逃してしまっていた考えも拾い上げることができるので、生徒の疑問や関心から出発する授業を数多く展開しています。そのほかにも、誰が誰に何回「コメント・閲覧・いいね」したかをデータとして把握することが可能なため、主体的な学びを促進させることも可能です。Google Classroomを活用して細やかなコミュニケーションを技術コースのタブレットPCの活用技術コースでは、����年度iPadを導入しています。高大連携授業を始め、様々な授業で新たな文房具として、毎日活用しています。ペアワークやプレゼンテーション、発表をおこない、創造性や協働性を育んでいきます。授業の課題や資料の配信といった情報共有をはじめ、ホームルームや学校行事などの場面でも活用。時間や場所にとらわれず、より細やかなコミュニケーションがとれるようになりました。最近では生徒はすっかり使い方に慣れ「WEB上にあるもうひとつの教室」として、Classroomを活用。自発的に生徒同士で教え合うことも増えています。����年度アドバンスコース卒業生「いつでもどこにでも授業を持ち運べる」という感覚で便利です。自宅で授業動画を視聴するなど復習の効率もあがりました。SHOKO TOPICSコロナ禍で神奈川県内でいち早くオンライン授業システムを導入し、その後、様々なICTツールを活用・発展させてきました。しかし、ICT環境の整備や充実は手段であり、目的ではありません。これまでの授業とICTツールを活用した授業のベストミックスを図っていくことにより、生徒の創造性や協働性を育んでいきます。スクールタクトの導入により、これまで見られなかった活発で深い学びあいが実現日本私学教育研究所の委託研究員に選出され、SHOKOのICTを牽引研究を通して一緒に成長していけたら「Kahoot!」とは教育支援ツールのひとつ本校は現在、「Kahoot!を活用したアクティブラーニングとインタラ全く同じ問題でも、紙かKahoot!かで反応が変わる。クティブな授業デザイン」をテーマとした研究活動の舞台になってい宿題や小テストをやりたくて仕方がない日が来るかます。このツールを活用し、多肢選択方式問題をデバイス上で解くこもしれません。成績の向上だけでなく、学びの楽しみ、定着を認識した時の達成感、生徒同士の関係にとにより、早押し問題の感覚で生徒が興味を持って取り組めます。通与える影響など、主体的な学びにつながっていけば常、小テストの予告をすると嫌がられますが、Kahoot!は生徒たちの方から「今日はやらないの?」という声が上がり、「やらないよ」というと考えています。成績が上がるかどうかではなく、何と落胆のため息が出るほどです。小テストをやらないと言われてかを知ることが楽しい、これこそが学びの入り口だとがっかりする…今までには見られなかった光景です。 教育以外の分考えます。この姿勢を大切にするために、私だけではなく多くの教員が日々試行錯誤しています。野でも注目が高まっており、企業研修などでも導入されています。��ICT教育の推進

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