2022年度入学用「学校案内パンフレット」
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SHOKOでは、年に神奈川県内でいち早くオンライン授業システムを導入。ハード・ソフト面ともに充実させることが、新しい教育の形につながります。「ICT教育元年」と言われる今年度は、積極的にオンラインツールを活用。対面とオンラインの優劣ではなく、組み合わせたハイブリッド型の教育が効果的です。SHOKO TOPICS魅力あふれる学校へICT教育授業の課題や資料の配信といった情報共有をはじめ、ホームルームや学校行事などの場面でも活用。時間や場所にとらわれず、より細やかなコミュニケーションがとれるようになりました。最近では生徒はすっかり使い方に慣れ「WEB上にあるもうひとつの教室」として、Classroomを活用。自発的に生徒同士で教え合うことも増えています。「いつでもどこにでも授業を持ち運べる」という感覚で便利です。自宅で授業動画を視聴するなど復習の効率もあがりました。昨年度は生徒の学びを止めないために早期にオンライン授業システムを構築新型コロナウイルス感染拡大防止のため、年月から臨時休校となりました。しかし、新学期を迎える前には、工科系大学の附属高校である強みを活かし、早期にオンライン授業システムを構築。教職員のICTスキルを向上させる研修を行うなど、サポート体制を維持してきました。年度はICTツールを活用した新たな学びを提案限定や強制をしないやらされ感のない形が大切アドバンスコース 年 K・NさんICTツールの活用により、ペアやグループでの学習・共有・発表を瞬時かつ効率的に行うことができます。例えば、プロジェクター付き電子黒板にお互いの答えを映して共有し、自分の考えを見直してから、最終的に発表するといった主体的な学習活動を展開。この過程で、主体的に学ぶ力や表現力、ICT活用スキルを養います。一人ひとりのクロームブック(タブレット)を使って、みんなで授業を創りあげている感じがしてとても楽しいです。技術コース 1年 H・KさんGoogle Classroomを活用して細やかなコミュニケーションをGoogle Jamboardやスライドを活用アクティブラーニングの推進日本私学教育研究所の委託研究員に選出され、SHOKOのICTを牽引「Kahoot!」とは教育支援ツールのひとつ研究を通して一緒に成長していけたら佐藤由恵理 科本校は現在、「Kahoot!を活用したアクティブラーニングとインタラクティブな授業デザイン」をテーマとした研究活動の舞台になっています。このツールを活用し、多肢選択方式問題をデバイス上で解くことにより、早押し問題の感覚で生徒が興味を持って取り組めます。通常、小テストの予告をすると嫌がられますが、Kahoot!は生徒たちの方から「今日はやらないの?」という声が上がり、「やらないよ」というと落胆のため息が出るほどです。小テストをやらないと言われてがっかりする…今までには見られなかった光景です。 教育以外の分野でも注目が高まっており、企業研修などでも導入されています。全く同じ問題でも、紙かKahoot!かで反応が変わる。宿題や小テストをやりたくて仕方がない日が来るかもしれません。成績の向上だけでなく、学びの楽しみ、定着を認識した時の達成感、生徒同士の関係に与える影響など、主体的な学びにつながっていけばと考えています。成績が上がるかどうかではなく、何かを知ることが楽しい、これこそが学びの入り口だと考えます。この姿勢を大切にするために、私だけではなく多くの教員が日々試行錯誤しています。Q &Aトピックススクールライフコース紹介メッセージSHONAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY HIGH SCHOOL 14

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