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パラ駅伝 in TOKYO 2015:優勝


神奈川スターズメンバーと辻村琢光君(1年):2列目、賞状左後ろ

2020年東京パラリンピックに向け、日本財団パラリンピックサポートセンターが平成27年11月29日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園で「パラ駅伝 in TOKYO 2015」を初めて開催しました。
 この日は、11都県19チーム計152人(伴走者を含め171人)の選手が出場。障がい者と健常者のランナー8人がチームとなり、約20キロを襷で繋ぎました。
この大会に本校卓球部の辻村琢光君(1年)が「神奈川スターズ」のメンバーとして第5区走者として出場。大会の初代優勝チームに貢献しました。

練習を重ねた襷の受け渡しが功を奏しました:辻村君手前走者

辻村君は10歳の時、骨肉腫を患い、それ以来、右上腕に人工骨頭を入れ、さらに偽関節を生じているため、常時装具を装着しています。それでも13歳の時に利き手を変えて始めた卓球では、県大会へ出場する実力を持ち、今回参加した駅伝など大好きなスポーツの世界でその活躍の場を広げています。
現在、東京パラリンピック出場の夢を叶えるために、卓球部で日々練習に励んでいます。
将来は、部活で健常者の皆と分け隔てなく練習をさせてもらえている経験を活かし、卓球を通じて障がい者と健常者のパイプ役となり社会に貢献したいと考えています。

※上記内容は辻村君の保護者様の了解の下、病名等公表させていただいております。
闘病生活を送る子供達への励みになってほしいとの希望で公表にご協力いただきました事、深く感謝申し上げます。

辻村琢光君に質問しました

大きな舞台を経験しました

■卓球を始めたきっかけは?
13歳の時、友達の誘いを受けて始めました。
利き手を変えてのチャレンジだったので、とても大変でした。

■卓球のどういう所が好きなのか?
技が色々あり、奥が深いところです。

■今回優勝した「神奈川スターズ」について
卓球の国体予選に出場した時に、県から駅伝出場への依頼をいただきました。

■「神奈川スターズ」活動内容について
チーム編成は16歳~71歳で自分がチーム内最年少でした。
9月に初顔合わせ、練習は主に個々で行いました。
チームでは襷の受け渡しを何度も練習しました。
国体出場の陸上選手や車椅子バスケットボール選手と一緒に活動し、他の競技で頑張っている選手の皆さんから刺激をもらいました。

■今回の「パラ駅伝」優勝について一言
パラ駅伝の第1回目の優勝というのは貴重な事だと思いとても嬉しいです。
舛添東京都知事にメダルをかけていただいた事、スマップの方と写真を撮ったり話したりした事全てに感動しました。